人生に絶望している人が読むとちょっと楽になる話
数年前から世界全体が重たい空気になっていると感じています、まじなさん(@majilog147)です。
コロナや戦争の煽りを受けて経済的に困窮していたり、健康を害していて思うように生活できない状況であったり、自分の見た目に自信がなくてとにかく人生つまらなくて鬱々とした日々を送っていたり。
もうとにかく全部政治が悪いんや！となってしまっても仕方ないのかもしれません。
何を絶望と定義するかは人それぞれですが、どんな人でも人生の改善に効果がある(と私が信じている)考え方をお伝えします。
人生は経験の場
どんな人にでも効果がある物事への考え方、捉え方。
それは人生は経験の場であるという考え方。
私がもし「あなたが生まれた意味は？」と質問されたら「経験するためです」と即答するでしょう。
どんなことであれ、経験できるというのはまず無条件で素晴らしいことです。
「いやいや、借金があるんだよ。こんな経験が素晴らしいだって？」
「病気で働けないし遊べないんだ。なんでこんな経験をしなくちゃならない？」
「コンプレックスがあるから思いっきり楽しめないんだ。人より劣る経験なんてないほうが良いに決まってる！」
なるほど。ではもうひとつ私の考えをお伝えします。
物事に善悪はない
過去の記事『ネガティブなニュースに流されず中立でいると楽だよというお話』でもお話しましたが、物事に善悪はありません。
そして経験にも善悪はありません。また、無意味な経験もありません。
善悪を決定できるのはあなたです。
あなた次第で借金を善と捉えることもできます。病気を善と捉えることもできます。コンプレックスを善と捉えることもできます。
この世のすべてはあなたの認識によって形作られているんです。
ダメな経験を積んだダメな自分を変えることができる。
どうやって？あなたの思考ひとつでです。
なぜ私が病気を善と捉えたか
私はパニック障害の気がありますし、会食恐怖も心因性頻尿もあります。
そのせいでまともな生活が送れずに苦しんでいました。
時間的な拘束に緊張してしまい、5分と電車に乗っていられませんでした。
観覧車ですら乗れません。美容室も緊張します。待ち時間があるなら行けません。
人とご飯も食べられません。
ひどい時は徒歩2分のコンビニにたどり着けませんでした。
原因もこれといって思い当たりません。
どう考えても一般的にこれは悪い経験になりそうですよね？
ですが、この病気があったからこそ知識が広がりました。
ブログも始めました。呼吸も見直しましたし、あらゆる書籍を読むきっかけとなりました。
メンタル面の勉強をするうちに、いつの間にか他人にはないであろう個性が芽生えていました。
病気がなければどうなっていたか？もちろん現実的で順風満帆な人生が送れていたかもしれません。
でもブログはやってないでしょう。活字なんて読まなかったでしょう。
私の文章を人に見てもらうこともなく、与えられた仕事だけをこなしていたはずです。
そしてもし安定した人生が送れていたとしても悩みは必ずあります。必ずです。
その時には今私が持っている仏教的、哲学的な考え方や知識はおそらく持ち合わせていませんから、どこかでくじけているかもしれません。
過去が違えばどんな未来になっていたかなんて考えても意味はありませんね。
無理やり思い込むのとは違う
身の上話が長くなりましたが、経験を、現状をどう捉えるかを考えてみてください。
どんな経験にも、どんな現状にも自由に意味を持たせられます。あなたにしかできない特権です。
世間一般が黒としているものでも、あなたは白と捉えることができます。
ですが、無理やり「借金大好き！」とか「病気サイコー！」とか「見た目が悪くてよかったなぁー！！」と思い込むのは違います。
何やってるんだろう自分…となって余計自分に嫌気が差すことでしょう。
大事なのは、経験の意味を考えること。
この経験は間違いなく最悪だ！終わりだ！と断定するのではなく、まずいったん善悪を取っ払う。
経験そのものを観察する。
この経験から得られるものは？と考える。
考えるうちに腑に落ちる瞬間がきます。
(過去のせいで)今苦しくても、つらくても、将来必ず納得がいく瞬間がきます。
『あ、あの時自分はああだったから、今こんなものが得られているんだ』と。
借金を完済する経験、病気を克服する経験、コンプレックスを昇華させる経験。
いずれも何不自由なく生活できている人にはできない、貴重なものです。
借金があったからこそ働き方やお金について学んだ。
病気だったからこそ知識がついた。
太っていたからこそ運動する習慣がついた。
あなたが悪いと決めたものに囲まれている限り、そこから抜け出すことは難しいものです。
少しずつでも『良い』を増やしていく。それは思考だけで意外と簡単にできることです。
きっと経験に感謝できる日がきますからね。大丈夫です。
今回はこんなところで。
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