【7つの習慣】第6の習慣 シナジーを創り出す 〜ベスト・ソリューションを見つける

2022年2月3日

7つの習慣ティーンズを読んでみました。

とても読みやすく、ためになったのでアウトプットして定着を図ります。

興味が出た方はぜひご自分で読んでみて下さい。人生に対する考え方、取り組み方が変わります。




第6の習慣 シナジーを創り出す

シナジーとは、複数の人が協力すれば、一人でやるより良い結果になるということです。

「自分のやり方がいい!人のやり方はダメ!」と切り捨てることなく、より優れたやり方や高度なやり方を目指します。

これは第4習慣の「Win-Winを考える」、第5習慣の「まず相手を理解してから、次に理解される」

この2つを身につけた結果として得られるものになります。

人は、一人ではほとんど何もできないけれど、力を合わせれば、多くのことができる。

ヘレン・ケラー


多様性を歓迎することでシナジーを生むチャンスに繋がる

シナジーを生むために必要なこと、それは人との違いを歓迎することです。

人との違い、つまり多様性です。

SNSが浸透した昨今では、文化、人種、性別、宗教、政治思想…いろんな人のいろんな意見を目にする機会がとても増えています。

まさに十人十色、千差万別ですよね。自分とまったく同じ人はいません。

「自分とは違うもの」との向き合い方は3種類あります。

遠ざけるか、寛大になるか、歓迎するかです。


多様性を遠ざける

多様性を遠ざける人は、違いが怖い人です。

別の宗教を信じている人や、肌の色が違う人、言語が通じない人、住んでいる世界が違う(と感じる)人

これら他人と関わるのを嫌がります。排他的です。

なぜかというと、絶対に自分が正義であり、他は全て間違っている、異端であると思っているからです。

他を拒絶するだけならまだしも、力や数の暴力で排除しようとする場合もあります。

この関係が生み出せるのは軋轢だけです。


多様性に寛大になる

寛大になるとは、「受け入れはしないけど批判もしないよ」ということです。

日本は基本的に無宗教なので、相手が仏教徒でもキリスト教徒でもイスラム教徒でも、きっと「そうなんだ」で終わりますよね。

多様性を遠ざける人に比べれば柔軟で、シナジーを生む側に近いですが、まだたどり着くことはありません。

他人に目をつぶるだけであり、積極的に協力しようとか、他人との違いから学ぼうとは思わないからです。


多様性を歓迎する

歓迎する人は、違いを欠点ではなく長所であると捉えられる人です。

考え方や今まで経験してきたことがまったく違う二人が合わさることで、より多くのことをやり遂げられると知っている人です。

多様性とはつまり、創造的なひらめきを得るチャンスなのです。

あなたと同じ過去を持つ人は誰一人としていません。見てきた世界が人それぞれ違います。

積極的に受け入れることで、きっと1+1を3以上にもできます。


シナジーを生む方法

やり方は多々あるでしょうが、以下はひとつの例です。

  1. 問題をはっきりさせる
  2. 相手の話を聞く
  3. 自分の考えを伝える
  4. ブレーンストーミングを行う


まず何について話し合うかを明確にします。(方向性、目標を決めます。)

次に相手の話を聞く。(第5習慣でやりましたね。まず相手を理解しようと努めます。)

次に自分の考えを伝えます。(第4習慣でやりましたね。Win-Winを意識します。)

そしてブレーンストーミング(お互いの意見を元にしたアイディア出し)です。

こうすることで、違う意見をひとつに混ぜた上で第3の選択肢を生むことができます。


よく見ると今までの第1〜第5習慣をフル活用していることがわかります。

すべての前提として、確たる自分がなければ意見も持てませんから、第1〜第3習慣もしっかり入っていますよ。


このように、自分とは違う考えや意見を尊重し、協力することによって相乗効果(シナジー)が生まれます。

一人では成し得ない、想像もできないような成果を出すことができるでしょう。



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