【7つの習慣】第1の習慣 主体的になる 〜全ての習慣の土台
7つの習慣ティーンズを読んでみました。
とても読みやすく、ためになったのでアウトプットして定着を図ります。
興味が出た方はぜひご自分で読んでみて下さい。人生に対する考え方、取り組み方が変わります。
第1の習慣 主体的になる
第1の習慣は、「主体的になる」です。
これは他の6つの習慣をすべて身につけるための土台となる一番重要な考え方です。
足し算、引き算を覚える前に微積分ができないのと同じです。何事も基礎が大切。
端的に言えば、自分がやることに全責任を持つということです。自分軸です。
常に主体的である自分を意識しながら生活することで、物事は徐々に好転して行きます。
“反応的" と “主体的"
人間は毎日毎時間、2つの状態のどちらかを常に選択し続けながら生きています。
その2つの状態とは、反応的か、主体的かです。
反応的な人は、他人や周りの状況にすぐに影響されます。
天気が悪ければ憂鬱になり、他人にムカついたら怒りをあらわにし、与えられた仕事を適当にこなします。
一方主体的な人は、他人や周りに影響されません。
天気が悪くても自分が決めたことを行い、他人にムカついても理由や改善策を考え、自分で考えて物事に取り組みます。
どちらの方が人生をより前向きに歩めると思いますか?
反応的な人
反応的な人は受け身の姿勢で生きています。
自分に何かがあれば、まず周囲に原因があると考えます。
自分は結果を受け取るだけ。
そして大抵の場合、受け取る結果は好ましくはないものです。
人は物事を否定的に捉える癖があります。
自分に関係のない災難が降り注いできたと感じれば尚更です。
「俺は何もしてないのになんでこんなことに」
「あいつにこんなことを言われた!いやなやつだ!」
日常の中で、気付いたらこういった考えになってる人も多いんじゃないでしょうか。
友人のジョン・バイスウェイは著書の中でこう述べています。
反応的な人は、自分の人生のリモコンを誰かに渡してこう言っているようなものだと。
「さあ、あなたの好きなときに私の気分を変えて」
7つの習慣ティーンズ P.97
自分のリモコンは自分で持っていたいですね。
主体的な人
主体的な人は自分から周囲を変えます。
自分が変わることで、後から周囲が変わっていくのです。
自分がすべての原因です。
“主体的である"とは、すなわち常に思考し、選択するということです。
思考している自分に気づいている状態になるということです。
仮に他人にムカついて結果的に怒ってしまったとしても、その前に思考のワンクッションを置きます。
自分が悪いのか、相手が悪いのか。感情を表に出すか、内にしまって話し合うか。
色々と選択できますよね。
「ムカつくな!なんだこのやろー!」とはならないわけです。
自分の在り方を選択し続ける。それが主体的であるということです。
「私は力だ。私は自分の人生のキャプテンだ。私が自分の態度を選ぶ。自分の幸せも不幸も私の責任だ。私が自分の人生という車の運転席に座る。助手席じゃない」
7つの習慣ティーンズ P.93
インサイド・アウト
「内から外へ」という意味の言葉で、第1の習慣に欠かせない考え方です。
他人の問題を解決する前に、自分の問題を解決しなくてはなりません。
人生を変えたいと思うなら、まずは自分のことから始めましょう。
7つの習慣ティーンズ P.68
良い人だと思われたいから、無理をしてでも人助けすることはままあります。
自分が問題を抱えたまま、他人の問題を解決できるでしょうか?
自分に余裕があれば、他にエネルギーを割けます。
自分に余裕がないのに、他にエネルギーを割けばすぐに限界を迎えます。
ここで言う「余裕」とは、物質的、金銭的な余裕だけではありません。
大切なのは精神的な余裕です。
自分に精神的な余裕があれば、他の人を救うことができます。
他の人を救うことができれば、自分が更に成長します。
外から内へではなく、内から外へです。まずは自分なのです。
元から完璧な人はいない
第1の「習慣」は主体的であれということだよ、というお話をしました。
重要なのはこれが「習慣」であることです。
毎日常に100%主体的であることは不可能でしょう。誰でも感情に振りまわされる時はあります。
1日の内の数分間でも主体的でいよう。物事に対して思考している自分を意識しよう。
慣れてきたら1日の内の何割かは主体的でいよう、という姿勢が大切です。
続けていくうちに習慣化できて、それまでとは違った人生になっていることでしょう。
他人はコントロールできません。環境もほとんどコントロールできません。
まずは自分をコントロールし、大切にし、少しでも変化しましょう。
そして周囲を変化させる人間になっていきましょう。
後記
ちなみにネガティブが良くないとか、感情を抑え込めというわけではありません。
怒りたければ怒り、泣きたければ泣くのは大切です。
感情を我慢することは自分を責めることになります。きっとどこかで爆発します。
ネガティブな自分、感情的な自分に気付くことです。
気付いてさえいれば、いずれ感情は力を失います。
(7つの習慣の話をしていたつもりが、いつの間にかヴィパッサナー的な話になってしまいました。)
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