【クラウドワークス】文字起こし案件の契約から納品までのお話と注意点(Googleドキュメント形式)
文字起こし案件を初獲得！
クラウドワークスに登録してみました。
WordPress関係の案件をやってみたいんですが、それ以外にも1つ気になっているジャンルがありまして。
それが文字起こし。
音声データの内容をWordやテキストなどで原稿にするお仕事ですね。
私は寿司打で平均25,000円分はお得に食べられる程度にタイピング得意だし好きなので、どれくらい効率良くこなせるのかが気になります。
最初はもちろん実績ゼロからのスタートです。
どれだけ魅力的なプロフィールを持っていたとしても、実績がないとなかなか信用を得るのは難しいですよね。
実績がひとつもない = 途中で仕事を投げ出すかもしれないと捉えられてしまうこともあるでしょう。
周りの人は既に何件も案件をこなしているわけで、誰だって実績ゼロよりはそちらを採用すると思います。
私が他と差をつけられるところは、価格しかないと思いました。
なので私は文字起こし案件に、提示されている報酬の半額で十数件応募しました。
(相場破壊になるのであまりやりたくはありませんでしたが、とりあえず1件は経験してみたかったので…)
(というか既に相場は破壊されてますが…)
(“文字起こし 相場"で検索したらクラウドワークスと世間の乖離に衝撃を受けますので検索しない方がいいですよ)
なかば病みそうになりながらも、ついに1件「契約お願いします」とメッセージが！
今回の案件の内容
音声データの内容は機密なのでもちろん書きませんが、どんなお仕事だったかをご説明します。
- 動画3本(10分、15分、15分の計40分)
- 字幕あり
- 対談形式ではなく、ナレーションが動画視聴者へ説明している感じ(すごく聞き取りやすい)
原稿を読み上げてるので「えー」とか「あのー」とかがありません。
しかもなぜか字幕がついてるんですよ。これは勝ちです。1時間で終わらせますよ！
(というか字幕がついてるのにやるの？送る動画間違えてません？なんて思ったり)
40分の動画を文字起こしするのにかかる時間
今後のために時間を計測しながら超集中して取り組んでみました。
結果がこちらです。
大体9ポモドーロです。(1ポモドーロは25分設定)
トータル3時間36分25秒かかっています。
文字数にすると約14000文字。
字幕付きで聞き取りやすい40分の動画をタイピング得意な人が文字に起こすと
動画の長さの5倍時間がかかることが判明しました。
文字起こしというよりは字幕の模写ですよ。それでここまで時間がかかるとは。
これから受注される方、動画の長さに惑わされないでくださいね。
ちなみにポモドーロって何？という方はこちらの記事で解説しております。
https://www.majina.net/?p=348Googleドキュメントでの納品の仕方
納品ってどうすればいいんだろうと思っていましたが、Googleドキュメントはリンクを知ってる人だけ閲覧(編集)可能にできるので便利です。
１ Googleドキュメント「画面右上の共有ボタン」を押して
２ の部分を「リンクを知っている全員」に変更
３ の部分を閲覧者から「編集者」に変更
あとはクラウドワークス側で「納品する」ボタンを押してからメッセージ欄にリンクをコピペで終わりです。
文字起こし案件の注意点
予想以上に時間がかかるというのが注意点の1つですが、もうひとつはですね
詐欺業者がめちゃくちゃ多い。
文字起こしは誰でもできる(と思われがちな)作業ですから、応募が殺到します。
良さそうな案件は100件以上の応募があったりしますし。
その応募者全員にこんなメッセージを送ってくる人がいます。
「ご応募ありがとうございます。業務の概要です。
なお今回は応募多数のため、多少募集業務の内容を変更してご案内をすることとなりました。」
で、つらつらと業務とやらの内容が書かれてまして、最終的に連絡はLINEで行って下さいと。
絶対にLINEしないでください。
万が一まともな業務だとしても、クラウドワークスのメッセージを介さない取引は明確な規約違反です。
私が応募した十数件のうち、9割はこれでした。
「業務の概要です。」で ついに契約か！と思わせてからの詐欺なので悪質ですね。
クライアント側が本人確認を行っているかとか、プロフィール画像が設定されているかとか、評価はあるかという点はチェックした方がいいですよ。
こうなったらむしろ我々ワーカーがクライアントをふるいにかけましょう(えらそう)
まとめ
文字起こしは予想を遥かに上回る難しさでした。
だって私は言ってしまえば動画内の字幕を書き写しただけ。
それでこれだけ時間がかかるんですから、字幕なしの専門的な会話だったらと思うとゾッとします。
試しに字幕見ないでやってみましたが、句読点を打つ場所をどうするかとか、正しい漢字になってるかなどのチェックも大変です。
タイピングの速度だけが文字起こしの技術じゃないということが掴めました。
実績が1付きましたし、今後は正規の価格で契約を取りたいですね。
【2021年10月16日 追記】
現在はココナラというサービスで文字起こしを行っております。
ココナラについては
↑こちらの記事で良いところをまとめてますので、ぜひご覧ください。
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